

ホンダの中型スクーター、フュージョン用の、手頃な大容量リアボックスです。
1986年に初代フュージョンが現れた時は、その1600mmを超える車軸離が作り出すフォルムが、1980年代前半に起きたバイクブーム、レプリカ車ブームを未だ引きずっていた頃にあっては甚だ異様に見えたもので、「果たして曲がるのだろうか、フレーム強度も大丈夫なんだろうか」などと疑問も持ったものでしたが、実際に乗ってみるとこれが意外に曲がるもので、当時としては珍しかったフットブレーキも機動性に活かせることも相まって、いわゆる"通勤特急"車の一台として愛用する方も少なからずいたものでした。
とはいえ、管理人個人的にはやはりバイクといえば膝を路面に擦らんばかりにバンクさせて曲がるものだと思っていたもので、販売台数もそう揮っていた訳ではありませんでしたので……
果たしてバブル経済が崩壊、加えて天変地異が幾度が起きて世間が揺るいでも、マイナーチェンジを繰り返しての長寿車種となって現在に至るのですから、驚く他ありません。
この品は、そんなフュージョン用の、廉価な大容量リアボックスです。長寿車だけにアクセサリーやパーツは数多あり、数多あるだけに差異をつけようとして価格が高くなりがちになる流れにあって、実用性を重んじて無駄なお金を使いたくない方には最適なものになっています。
サイズは56×38×27cmの50リットル容量で、フルフェイスヘルメット2個を収めることができ、背もたれクッションと鍵が備わります。
タンデムバー用取り付けステーも付属しますので、簡単にボトオンできます。
画像は白だけですが、黒もあります。
海外生産工場から卸を介さない直輸入品ですので、多少キズや汚れがあるかもしれませんが、値段と相殺できるものなっていますので、手頃なリアボックスを探しているフュージョン・オーナーの方は是非、詳細を確認ください。
