
⇒ MDV-727DT ⇒ MDV-626DT
実用面で鮮やかかつ深みのある7型ワイドバックライト搭載の液晶画面、そしてSSD搭載で反応が速さが特筆されるカーナビです。
MDV-727DTとMDV-626DT、同時発売された2種について記すものですが、双方の違いはBluetoothを搭載しているかしていないかの違いだけです。
ケンウッドといえば早くから、自慢のオーディオシステムとカーナビの融合に勤しんできたメーカーですが、時に大仰、将来的なシステムに備えて高機能を備える余りに高価になりすぎてちよっと手が出ないこともありましたが、早々に結論を述べてしまうと、HD式からSSD式になっての今モデルはお値段以上の性能を感じさせるものに仕上がっています。
とにかく、ジェットレスポンスエンジンと名付けられているだけに反応速度が早いもので、鮮やかな色彩が楽しめもする液晶画面のタッチ操作も、ナビに慣れている方には説明書を読む必要もないほどに簡単、直感的に操作できるものに仕上がっています。
⇒ MDV-727DT ⇒ MDV-626DT
4チューナーと4ダイバシティ方式の地上デジチューナーもなかなか感度が良く、比較的受信状態の悪いところでも、従来品よりは高い受信性能を持ち、また、ワンセグとフルセグの切り替えについてもスムーズです。
液晶画面も昼間、夜間と明るさを切り替えられ、また、明るいとき見え難くなることがある液晶ですが、今モデルは手前に傾けてチルトできる機能がついて、これが意外に他のモデルにはない良好さ加減です。
ケンウッドですからオーディオ機能面で少し記しておきますと、Bluetooth搭載のMDV-727DTならハンズフリー通話、無線によるオーディプレーヤーからの音楽再生ができるというもので、それ以外はMDV-727DT、MDV-626DT共通。USBデバイス、SDカード、iPhone/iPodの接続や、CDダイレクト録音など、さまざまなメディアを楽しむことが可能です。
総じての印象としては、3Dジャイロが無いとはいえ、SSDの検索、そして画面スクロール、この二つの速さの実用性が引き立ちますので、運転しながらの操作の安全性に寄与しているのを強く感じます。
尚、意外に取り付けも難しくなく、管理人の場合は、3時間ほど掛かりましたが(苦笑)、自分で取り付けられました。

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