

マルチコーティング・ガラスレンズを用いた合金マウントのマイクロフォーサーズ用のトイレンズです。
繰り返します、マイクロフォーサーズ用のトイレンズです。
現在のコンパクトカメラは、一眼レフであってもトイモードを備えるものが多くなってきているのですが、やはり本物のトイカメラで撮れる画像の素朴な味わい、おぼつかなさが現す妙味は、高性能カメラには出せないもので…
果たしてあくまで裸眼の見ている感覚を目指して進化、発展してきた現代のカメラに、マルチコーティングを施したガラスレンズとはいえわざわざ素朴に、おぼつかなくさせるというのも甚だ奇妙な話なのですが、さりとて、時速300キロが出せるスーパーカーといわずとも時速200キロが出せるスポーツーカーに、軽自動車用のラジアルタイヤを着けて走るとどんな感じになるか、興味はありませんか?
そういう意味では、ブランド物のドレスを着けながらスニーカーを履いたりするなど故意にドレスダウンしたコーディネートを楽しんでいる女性のほうが、理解していただけるかもしれません。
ともかく、このトイレンズ、マルチコーティングに合金マウントとは先述しましたが、ドリーミー、カラーツイスト、顕著なビネットなどの効果の出せる26mm f/1.4レンズに、最新の一眼レンズをポップにドレスダウンしてくれるグリップリング(7色2個ずつ計14個)、そして、フロントレンズキャップ、 リアレンズキャップ、日本語ガイドのセットになっており、気軽に気ままに撮れるように設計されている最新のコンパクト一眼レフカメラを更に楽しく、何気なく撮っても本物のトイカメラで撮ったような雰囲気のある画像が撮れるものなっています。
使用できる機種は、オリンパス(OLYMPUS)のE-P1、E-PL1、E-PL1s、E-P2、E-PL2、そして、パナソニック(Panasonic)のGF1、GF2、GH1、G1、G2、AF100、AF102になっています。
とりあえずレンズのスペックを少し記しておきますと、35mm判換算の焦点距離は52mm相当で、最短撮影距離は0.3m、最小絞りはF8になっています。
サイズは最大径54×全長50mm、重さは94gになります。

