

ホンダ初の四輪車であるとともに国産初の4サイクルDOHDエンジン車でもあった軽トラック、ホンダT360の1/52スケールのダイキャストモデル、全6種です。
T360といえば、開発担当者は、1960年代のホンダのF1参戦を支えた中村良夫氏であり、そして、かの本田宗一郎氏が全て関与した唯一の車。簡素な2サイクルエンジン車が主流の中で、精密な4サイクルDOHCエンジン、そしてパワーも突出した30馬力をもっていたものの、いかんせん精密なエンジンだけに生産性が上げられなかったことから売られた時期としては短かったのですが、サイドブレーキとシフトレバーがステアリングコラムの右側に配され、助手席に子どもが2名乗せられるようにとの配慮も施された実用性と気遣いが込められた、何より、ホンダの、そして昭和の高度成長期にあった日本人の夢と希望が込められた名車の一台といっても過言ではないでしょうか。
サイズ(1台あたり):幅2.7×奥行7.3×高さ3cm、重さ47g。
材質:亜鉛合金、ABS樹脂、TPR、PC
コレクションケース入りになっています。
◇その他