

リアルさはボディだけでなくフレームまで実車同様にラダーフレームを採用、ギヤチェンジさせて走行が楽しめる3速トランスミッションを搭載したシャフトドライブ4WDの駆動メカニズムを持つ、1/10RCカー、トヨタ・ハイラックス・ハイリフトの完成モデルです。
はっきり申して、たまにラジコンを組み立てて走らせては喜んでいるだけでいつまでも大人げないと周りから眉を顰められている管理人ですが、走破性が高いだけでなく、エンジン音が発せられたり、ライトが灯せたりできるマルチファンクションユニットを備えての決して安くない代物、そこまですることはないだろうと甚だ懐疑的ではあったのですが、過日、初めて実際に触れる機会を得たところで、これはスゴいぞ、と。(苦笑)
例えば、電子クラッチ搭載で、スロットル操作とは別に、実車同様の半クラッチを使ってトラクションをかけながら走行させたり、エンジン回転数を上げた状態でクラッチを繋いで急発進させることも可能なのですから、まるで実車を遠隔操作しているような感じで、日頃、いかに本物の自動車の運転を雑にしているかも判ろうもので反省させられたり、そしてそこを上手く扱えるようにムキになってしまったり…
そうして弄ってるうちに、先述したようにライトが灯ったり、エンジン音がしたりというアクションを加えていける余裕も出てくるのですが、そこからがまた簡単に飽きるようには作られていないから、感服することしきり。エンジン音が大排気量V8と、小排気量ターボの2種類が選択可能で、エンジン始動音やアイドリング音、スロットル操作に合わせたエンジン音の変化をはじめ、シフトチェンジの際に変化するエンジン音まで再現、また、エンジン回転数にあわせた車体振動も現す馬鹿丁寧さ(失礼)なのですから、もうこうなると、頭の中では、何ヶ月くらい小遣いを貯めなきゃならんかな、手に入っても小さいものじゃないから何処に隠して置こうかなどと色んな考えが脳裏をグルグル巡る有様。
はて、こういう効果でいたせりつくせりのラジコンをひょいと買える方というのは、どういう方なのでしょう。
ともかく、価格以上の内容の品であることは確か、これも日本技術力と実感させられるものです。
演出用にロングタイプのサーフボードもセットされており、3種類のマーキング用ステッカーも付いています。
全長508mm、全幅216mm、全高270mm。
この品はタミヤショップオンライン限定商品です。
