

1980年代の北米を中心に日本国内でも大きな支持を集め、今なお根強い人気を誇るトヨタの四輪駆動ピックアップトラック、トヨタ・ハイラックス(RN36)を再現した電動ラジオコントロールカーの組み立てキットです。
トヨタのピックアップトラックとして1978年に登場した3代目ハイラックス(30/40系)の中で、輸出専用モデルとして開発されたのがRN36型、コンパクトで軽量な車体に98馬力を発揮する排気量1968ccの4気筒ガソリンエンジンを搭載してラビットと称され、スポーティーな走行性能を発揮、リジッドアクスル式サスペンションは、フロント・リーフスプリングのシャックルが後方に配置されるなど、前後ともに十分な対地障害角が確保され、クロスカントリー走行やトライアル競技でも活躍を見せました。また、前後ともオーバーフェンダーを装備し、大径タイヤを装着した腰高なスタイルも特徴で、主に北米に輸出されたRN36型ですが、その後、日本国内でも販売が開始され「サブロク」と呼ばれて人気を集め、現在でも世界中にファンがいます。
この品は、実車同様のラダーフレームやリーフスプリング、アクスルハウジング、ホイールハブなど金属パーツを多用したリアルな構成で、サスペンションは金属製のアクスルハウジングをリーフスプリングとオイルダンパーにより位置決め、リヤはラジアスロッドを装備したリジッドタイプ。金属製のアンダーガードも装備しています。スリーパーキャブを装備したボディは精密金型を使用したスケール感あふれるスチロール樹脂製で、直径123mmの大径タイヤを装備して車高をグッと持ち上げたスタイルとなっていてます。これに、540モーター仕様の組み立て式3速トランスミッションを搭載、走行中にシフトチェンジが楽しめます。
サイズは、全長525mm、全幅278mm、全高275mm、車体重量約3.2kg。駆動方式は縦置きモーターシャフトドライブ4WDで、デフギヤ方式はフロント、リア共に6ピニオンギヤデフ。ダンパーは前後ともオイルダンパーで、ギヤレシオは、ローが1:54.63(4WD) セカンドが1:40.49(2WD) トップが1:27.92(2WD)になります。
尚、この品は車体のみで、フタバ製アタック4VWD 4チャンネルプロポセット、送信機用単3形電池8本が別途必要になりますのでご留意を。