

マツダのロータリーエンジン車、RX-8のシートを用いたフロアシートです。
廃車などになった自動車のシートをパソコンチェアなどに再利用しているメーカーが輩出するものですが、この品に限っては、RX-8がいまいち人気がなく、販売台数もそうなかったことからか、中古品といえども非常に状態が良く、ヨレやヘタリ、擦れなどは殆ど見られない超美品となっており、ヘッドレスト付近の三角オニギリ(ピストン)のモチーフがロータリーエンジンファンには堪らない演出となっています。
RX-7(通称"セブン")の後継車として登場したRX-8ですが、簡易式とはいえ4枚ドアで、後部座席もセブンより座り心地が高められ、総じて快適性に配慮された仕立ててなっていましたが、そのため、既にRX-8を知る方ならご存知でしょうが、この品に利用される前部座席のシートも形状から想像するよりはずっと柔らかめの座り心地となっています。とはいえ、バケット風のシート形状は伊達ではなく、ホールド感はしっかりしていて、長時間座っていても疲れにくいものとなっています。回転機能、そしてリクライニング機能も使用できるようになっています。
今のところこの品一脚、現物のみとなっていますので、とりわけロータリーエンジンにロマンを感じている方は一度、チェックしてみてください。
中古のシートとはいえ、良品を厳選し、スチームで洗浄、殺菌、製作に当たっては一台一台の状態を確かめながら、丁寧に手作業で行われていますので、安心できます。
シートは2003年式(SE3P)のものを使用しています。
サイズは幅5000×奥行き600×高さ1000(座面高は300mm)

