

・917 ⇒
・917.GR ⇒
パイロット用時計造りを発祥とするジンらしい高い視認性と機能性、そして堅牢性が現れた、ラリードライバーならびにナビゲーターのために開発された自動巻モデル、 917/および917.GRです。
1961年にドイツ軍の飛行教官だったヘルムート・ジンがパイロット用時計を作り始めたのがその発端のジン、ジン スペツィアルウーレン(ジン特殊時計会社)というのがその正確な名称ですが、パイロットらしく極限的状況でも高い精度を保証する信頼性高い時計を造り続けて、今ではダイバーズウォッチの方面でも高い評価を受けていますが、この品は精密さはもちろん、使用感と安全性を高めるための逆リューズなど、信頼性の高い機能を搭載、防磁性、防水性、耐圧性などすべてのDIN規格(ドイツ工業規格)を十分に満たしたもので、クラシカルなデザインを始めとしてジンの伝統がとことん詰め込まれた代表的なモデルといえるものです。
当然のこととしてクラシカルなデザインといえどもその機能性はジンによるジンらしい普遍のもの、例えば正確な最終タイムを読み取るカウントダウンベゼルの操作性の高さ、使用感の向上と重火器などにひっかからないための逆リューズ、および最終15分の重要なステージで残りの時間を喚起させるダイヤル外周の赤いインデックス、無反射コーティングを施したサファイアガラスの風防は、ラリーレイドを行うにおいて重要な情報が読み取りやすいようになっています。
ベースモデルとなる917と917.GRの違いは、917ではデイト機能となる9時位置に、917.GRでは燃料計器をデザインベースにしたパワーリザーブ・インジケーターを搭載したものとなっています。
仕様概要は以下になります。
ムーブメントはValjoux7750(自動巻/25石/28,800振動)。
機能は基本、時・分・秒(スモールセコンド)となり、917ではデイト表示、917.GRではパワーリザーブ・インジゲーターとなります。
ケース素材はステンレススチールで、ベルトはカーフ(牛革)ストラップ、風防はサファイアガラスです、
防水性能はともに10気圧防水で、ドライカプセルを組み込んだ除湿テクノロジー搭載で浸水でも内部が曇ることなく、また、放電腐食防止のプロテクトガス充填されています。
ケースサイズは直径44×厚さ15.4mmて、重さは111g。
ベルト幅は22mmです。
