


・清洲城 ・幕末名古屋城(復元) ・広島城
・安土城(復元) ・金華山岐阜城 ・弘前城
・国宝 彦根城 ・寛永度江戸城(復元) ・岡山城(復元 国宝期)
・佐倉城 ・長浜城 ・ 豊臣大坂城(復元 映画「清州会議」登場)
・伊賀上野城 ・津山城(復元) ・忍城
・駿府城(復元) ・津城(復元) ・国重要文化財 備中松山城
・国宝 松本城 ・世界遺産/国宝 姫路城 ・大阪城(復興天守)
・上州沼田城 ・熊本城 ・熊本城宇土櫓
・国宝天守 犬山城
パーツ数をできる限り少なくしたうえで折り曲げラインを付けるなどして組み立て易くしながらも、古図面、復元図から3Dデータを作成してリアルさが追求されたかなり本格的なペーパークラフト、1/300スケールの日本全国の名城各種です。
ペーパークラフト、そして組み立て易くしたと聞いてチャッチイものを想像されるかもしれませんし、実際、植木などは立体化されていないために確かにチャッチイ箇所もないではないのですが、城自体は時代考証、日本建築学、発掘調査を元に作成した復元図面を参考に忠実に設計、監修は古建築、城の復元案の権威(広島大学大学院教授、三浦正幸氏)のアドバイスを受けてのものというだけに、なかなかの完成度となっています。
「いまさらペーパークラフト、それも城だって?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが(筆者もその口でしたが)、作り出すと簡単すぎず難しすぎずで、普段、あまり手先を使わない者でも集中しやすく、仕上がりも想像していた以上の存在感で、むしろバカにしていた方(筆者ですが)ほどハマり易いものとなっています。
素材の厚紙は0.13ミリの薄口タイプが採用されて扱い易く、かつ厚口ではできない細部の作り込みなどがしっかりと行えるようにおり、強度については糊付けすることで保たれる設計となっています。
果たしてサイズも、いずれも縦横25㎝前後、奥行き20㎝前後に収まるサイズで決して大きなものにはならならないのですが、城マニア(?)が設計しているだけに趣を大事にしたものとなっており、大きくないサイズは各城を次々に作っても棚に並べられることを考慮してのものだったのかと後で悟らされるものとなっています。
現在は、松本上、忍城、彦根城、駿府城、大阪城、佐倉城、清州城、熊本城、熊本城宇土櫓、備中松山城、岡山城(国宝期)、上州沼田城、幕末名古屋城、長浜城、犬山城、津城、姫路城、寛永江戸城、金華山岐阜城、津山城(復元)、豊臣大坂城、広島城、伊賀上野城、安土城、弘前城の25城が展開されており、価格は実物規模の小さい弘前城の540円からで、最高で規模的に大きな姫路城で3240円までとなっていて非常に手頃となっています。
尚、この品々を扱うショップは戦国武将および幕末志士をテーマにしたグッズやTシャツを取り扱うところですので、興味のある方は一度、チェックしてみてください。別に歴史マニアでなくとも、結構モダン、ちょっと個性的なデザインとなっているTシャツなどがあります。

