過日、友人が倉庫型の大型店舗で買ったものを「見つけたゾ」といって、彼にしては珍しく大盤振る舞い(笑)でワンケースをくれたものですから、とりたてて好きでもないかわりに決して嫌いでもない、何より友人が折角くれたのだからと、苦手とはいえたまには甘いものが欲しくなるときもありますから、そういう時に飲んでいたのです。
つまり、果たして何を理由に友人が「見つけたゾ」と言っていたのか皆目、見当がつかないまま飲んでいたという訳です。
それで、先日、世界のコカコーラ好きの方々が、アメリカ製のコーラよりメキシコ製のコーラを好んでいるというニュースをたまたま見つけては…
いやはや、今やコカコーラの瓶入りは少なくなり、ペットボトル入りが主流になっていることからして知らなかったという次第で、全く時代から取り残されていた自分に愕然ともすることになった訳です。(苦笑)
そして、改めて瓶を眺めてみると、今でも日本で買える瓶とは少し違います。つまり、日本では瓶に白文字だけで"Coca Cola"と書かれているだけのに比べ、メキシコ製は白枠の赤いラベルに白抜きして文字が書かれています。
とはいえ、昔、一時的ながら日本でも白枠の赤いラベルに白抜き文字が印刷されていたことがあったような…
果たしてコーラ好きの方々の間で評判になっているのは、瓶の違い、また瓶入りかペットボトル入りかの違いではなく、中身の話。
甘味料として、アメリカ製は、とうもろこし由来の果糖ブドウ糖を使っているのに対し、メキシコ製は純粋な砂糖を用いているのだそうで、そのため、メキシコ製は甘さが柔らかながらもコクがあり、後味もスッキリしているのだそうです。
早速、近所のディスカウントストアで、日本では一般的な瓶入りのものを買い込んできて、試したみたのですが…
確かに違います。余り飲みつけないタチなものですから余計に感じるのでしょうが、日本で流通しているものには妙な"薬臭さ"を感じてしまいました。
さりとて、よくよく考えてみるに、確かコカコーラ、元々は頭痛薬として作られたものではなかったでしたっけ。
それを"薬臭い"とは…
ともあれ、久しぶりにコーラを沢山、飲んだものですから、甘さに少し頭痛がしてきています。
情けない話です。(苦笑)