

除湿、加湿、空気清浄に加え、脱臭と除菌の機能も備えてオールシーズン使える除加湿空気清浄機です。
一般的に家電に限らず多機能モデルというのは虻蜂取らずになっているものが多い訳ですが、それは個々機能の原理につながりがなく、時に干渉して個々の効果を薄めさせてしまうため。
しかし、技術とは日進月歩するもので、とりわけこの品については、ウィルス抗体技術を利用したダチョウ抗体フィルターに脚光が当てられているようですが、実は石炭火力発電の副産物を利用した人工乾燥剤に鍵があるようです。
この石炭灰を原料とするシーキュラスという人工ゼオライト(乾燥剤)、ゼオライトというだけに吸湿機能(除湿利用できる)が基本にある訳ですが、同時に分子構造のマイナス電荷部位に結合していた陽イオンを重金属などの別の陽イオンと交換する機能(イオン交換機能)を持っていることからの消臭機能、加えてそのイオン交換機能をして消臭機能だけでなく、土壌改良や水質浄化、生ゴミの堆肥化促進、植物やコケが付着する生態系コンクリートにも応用できる物質であることから、先述のウィルス抗体を利用したフィルター機能を活性化させる効果も持つという訳です。そして、それら機能の効果を高めるために、大きな埃や塵を掴む触媒式活性炭、HEPAフィルターも付随させています。
さて、除湿、消臭、除菌の機能が繋がっているとなると、後は加湿です。除湿とは相反する機能な訳ですが、この品では加湿にヒーターを用いない気化式を用いています。これは室内の状態に合わせてファンの風を当てることにより自然に水を蒸発させて加湿させる方法ですが、各脱臭・除菌フィルターを通り、イオン化した空気に水分を加えて送り出す訳ですから、一般に湿度に弱いウィルスを水分で包み、ウィルスをイオンで抑制する効果となって現れる訳です。
加えて、ニオイセンサーを備え、急速な消臭を促す「焼肉モード」を始めとするターボ機能、また、湿度などを感知して自動的に節電する「eco」モードなどを備えます。
以上、理屈で申しますと現時点では、価格はそれなりになりますが、非常に効率的な機能を持つ除湿加湿機能付き空気清浄機となっているといえそうです。
尚、ダチョウ抗体フィルターに関しては、抗体を用いるだけに基本的に"生鮮品"ゆえ、品が届いた後にメーカーに改めて取り寄せる方法をとっています。手間ですが、あくまで効果を確実なものするためだとなると、納得せざるを得ないようです。
[仕様概要]
サイズはH648×W398×D293mmで、重さは16㎏。
適用床面積は25畳までで、空気清浄時間の目安は8畳で11分 (ダチョウ抗体フィルター装着時 14分)。
風量はターボ使用で6.3m3/分。
運転音は、ターボ使用で48dBとなりますが、静音モードでは 14dBとなります。
最大加湿量はターボ使用で約540mL/時 、水タンク容量は 約3.5L。
消費電力は、ターボ使用で56W、静音モードで3W。