

硬質のエアクラフトアルミニウムを外装にまとったカメラケースです。
ゼロハリバートンといえばエンジニアであったアール・P・ハリバートンが鞄の中身が埃や湿気で傷むことに憂いてケースを開発したことに始まり、その機能性及び機能美を備えた堅牢さを備えたケースは後にアポロ11号の月面採取標本格納器として採用されたほどのもの。
この品もその技術を継承し、軽いながらも鋼鉄と同程度の強度を持つアルミニウム合金を外殻に、高い収納性とともに内蔵の厚み異なる二重のクッションフォームにより、激しい揺れやショックから精密機械であるカメラを守ってくれます。
はっきり申して決してお安いものではありませんが、外装のアルミニウム合金だけでなく、蝶番も180㎏以上の引っ張り強度のあるもので、"一生もの"どころか孫子の代まで用いられる品ですので、相殺されるどころではない逸品です。
蝶番は180kg以上の引張強度があり、航空機にも採用される基準の『エアクラフトアルミニウム』は1/4の重量ながら鋼鉄と同じ強度を有します。とにかく丈夫なカメラバッグ。内装のフォームはお持ちの機材の形に切り取ってお使いください。
クッションフォームは手持ちの機材に合わせて自ら切り抜き、切り取りしなければなりませんが、ちゃんと切り抜きようのナイフ(8㎝刃)も付属します。
ナンバー式のロックも備えます。
サイズ:H33 x W46 x D15 cm
重 量:3kg
素 材:アルミニウム合金
※品切れご容赦ください。

※ゼロハリバートン
1930年代、世界を駆け巡るエンジニアであったアール・P・ハリバートンは、鞄の隙間から入り込む砂や埃によって重要な書類や荷物が汚れ、傷むことに不満を募らせていました。「どんな環境にも対応できる鞄を」との思いから、中身を完全に保護する密閉性、強度、耐久性を備えた理想の鞄造りに自ら着手しました。エンジニアとして培った知識と経験を活かし、さらに航空機設計会社の協力を得て、ついにアルミニウム2024合金製のオリジナルケースを完成させました。
その強さと美しさを兼ね備えたアルミケースはたちまち評判となり、世界的に広がりをみせました。1968年にハリバートン・ケース社はゼロ・コーポレーション社と合併し、ロサンゼルスからソルトレークシティへ工場を移転して、量産体制が完備されました。翌1969年にはアポロ11号の「月面採取標本格納器」を製造しました。以来今日まで、その確かな機能性と優雅なフォルムは、世界中の熱狂的な支持者たちから愛されてきました。