大型二輪のメンテナンスに最適な、手頃なフロント・リア兼用 バイクスタンドです。
センタースタンドを備えないオートバイ(バイク)が一般的になり始めたのは1980年代のバイクブーム、レプリカブームの頃からでしょうか、確かに車体底部にまでカウルで覆われた状態で、何よりエンジンの性能を発揮させるためのエンジン下でエキゾーストパイプを一つに纏める集合マフラーを装備してはセンタースタンドなど設えることなど到底無理なことなのですが、それにつけても当時、スタンドいえばプロ用しかなく、当然、高価でしたので、素人には整備が非常にやっかいだったものです。
果たして時は流れ、一般向けのバイクスタンドが輩出されるようになり、今回紹介する品のように、質としてはそう高くありませんが、あっても年の数回程度、ホイールを外したり、パッド交換も含めてブレーキキャリバー周辺の整備するには何ら問題ないものが現れ始めたことは歓迎すべきことではないかと思います。
信頼できるところがあるならショップに全て任せるに越したことはないのですが、何かと支出を覚悟せねばなりませんし、何より自ら整備することは、マシンへの愛情を深めるのはもちろん、その積み重ねがツーリング先でのトラブルで慌てることを防ぎ、つまるところライディングにも現れるように安全に寄与するものだからです。
この品は、テコの原理で楽にリフトアップできるもので、ディスプレイ、ホイールの取り外し作業にも最適です。
爪部分は保護ラバー付きなので、本体を傷つけることはありません。
サイズはW53×D40×H67cmで、重さは5kg。
パイプ径は35mmのスチール製で、キャスターが備わります。
保持高さは340mmで、耐荷重は340kgまでになります。
