

SDD搭載による応答性の速さと、ウィンドウズマシンにおいてはかつてない薄さと軽さを具現した13.3インチ、ノートPCです。
サイズ的には、部品の集中配置による基盤の薄型化などにより、フロント部で厚さ8.3mm、一番厚い部分でも15.9mm、そして、重さは1.12㎏で、実用性においては、SDD搭載のうえでデュアルコアCPUを備え、バッテリー駆動時間も約9時間となっています。
携帯性、実用性、またデザイン性も加えて考えて、軽さや薄さを基準にして選択すると、どうしてもMac Air、またiPadなどに代表されるタブレットに行き着かざるを得ないところもあって、確かにこれまでモバイルPCは幾つか登場していたものの、応答性が悪かったりと、ウィンドウズを使い慣れている者にはいまち釈然としない状況にありましたが、ここにきてSDDの性能が上ってきたことにより、各社ともウィンドウズでも意欲的な試みがなされるようになってきました。

携帯性の高さというのは同時に、剛性、堅牢さを試されることにもなりますが、この品は、荷重のかかるバームレスト部分には捩れに強いハニカムリブ構造を採用し、機関部においても、基板とキーボードの間にもハニカム構造を採用することにより、強度が確保されています。
そして、使用するうえでのスムーズさも蔑ろにされておらず、例えば液晶パネルを開く際、これまでのノートPCでは本体が浮き上がらないように押さえる必要がありましたが、この品はでは指1本でスムーズに開く仕立てになっており、使いたいときに素早く広げられるようにっなています。
インターフェースについても、手抜かりはなく、RGBコネクタ、HDMI出力端子、USB3.0、USB2.0×2、有線LAN(ギガビット)も備えます。

(1)システムインジケーター
(2)LANコネクタ
(3)USB2.0コネクタ×2
(4)HDMI出力端子
(5)電源コネクタ
(6)RGBコネクタ
(7)USB3.0コネクタ
(8)セキュリティロック・スロット
(9)マイク入力端子 (10)ヘッドホン出力端子
(11)SDカードスロット


過去、日本語ワープロ隆盛期を知る者にとっては、薄く軽くなるということは成熟期にもある、それはこの品においてはキーにLEDが仕込まれて光るという、薄暗いところでは実用があるかもしれませんが、いまいち凝りすぎでは?と思われる点で、それが伺える訳ですが、しかし、ノートPCにはネットと繋げられるだけに、日本語ワープロのように廃れることはまだまだ考えられませんので、更なる多種多様なデザイン性、そして実用性の展開を望みたいものです。
[仕様概要]
OS:WindowsR 7 Home Premium 64 ビット 正規版(Service Pack 1 適用済み)
Office:Office Home and Business 2010
CPU:インテルR Core. i5-2467M プロセッサー
メモリ:4GB(最大4GB)
モニター:13.3型ワイド
SSD:128GB
ドライブ:なし
無線LAN:WiMAX、EEE802.11 b/g/n