

・20㎝タイプ
サイズは内径20×深さ8cm(最大幅27.4×高さ11.7cm)
重さ1.35kg

・24㎝タイプ
サイズは内径24×深さ9.4cm(最大幅31.4×高さ14cm)
重さ1.78kg

・IH対応 24㎝タイプ
サイズは内径24×深さ9.4cm(最大幅31.4×高さ15cm)
重さ2.43kg
アルミ合金により厚手に仕上げられた鋳物の、いわゆる万能鍋です。
寡聞にして外国において万能鍋というカテゴリーは余り聞きませんが、日本では第二次大戦後から高度経済成長の頃まで、家事を簡略化させて主婦の負担を少なくしようとの社会の動きから様々な万能鍋が輩出され、作家の立原正秋が推奨する文化鍋といったものもありましたが、この品は1953年、竈で使われてきた羽釜の利点を活かして、日本で初のアルミ合金鋳物の鍋として登場、先述の文化鍋と違い、厚手で蓋も重くて密閉性が高いことから、煮る、揚げる、傷めるなどに加えて、今で言う圧力鍋のような使い方もできるとベストセラーになったものです。
果たして日本の家庭において4世帯のうち1世帯は持っているとのことで普遍的になりすぎて久しくその名が意識されることはなくなっていたようですが、静々とながら生産は途絶えることなく続けられてきており、親子三代といわれた耐久性でもしかしたら初代を今も使い続けている方がいるかもしれずということで健在、そして、この品は家庭料理を愉しむ方が増えている世情に対応してのリニューアルモデルとなります。
といって、基本は全く変わらず、例えば米を炊けば、その厚みにより火力を均等に行き渡らせ、その重さで的確な圧力をかけることにより、米に含まれるデンプンの分子構成を弛ませて、口当たりよく、そして消化吸収を高める効果があります。
IH対応品はともかく、スタンダード品は、オートキャンプなどに持ち出しても、ダッチオーブンのような使い方はできませんが、火に掛けて料理ができるまで放っておける利便性があります。
サイズは、20㎝、24㎝、そしてIH調理器に対応した24㎝の3サイズがあります。
いずれにも、鍋つかみとレシピ本が付属します。
尚、いずれも材質をアルミニウム合金とますが、IH対応品のみ、特殊磁性発熱体溶射加工と耐熱塗装が施されています。
純日本製です。
※品切れの際は…⇒ Click