


エブロ製の、ダイハツのプロトタイプ・レーシングカー、P-5の1/43スケールミニカーです。
現在は軽自動車メーカーとして認知されるダイハツがかつて積極的にレース活動を行っていた最後の証ともいえるモデルで、鋼管スペースフレームにコンパーノのそれをベースにDOHCヘッドを組み込んだエンジンを縦置きにミッドに積んだ本格的なレーシングカーでした。日本グランプリ、とりわけ1968年というと、日産R381やトヨタ7、はたまたポルシェの話がよく伝えられていますが、その陰で、P-5は小型車クラスで、トヨタスポーツ800やホンダS600、はたまたイスズのプロトタイプやマーコス相手に、耐久レースを中心にワークス体制で善戦した、知る人ぞ知る存在であるモデルです。
車種は日本GP出場モデル、左が12号車、右が14号車になります。