

43人のミステリー作家が個々得意なテーマで語る創作指南本で、PR誌「ポンツーン」に長期連載されたリレー企画をまとめたものです。
指南者は、福井晴敏、東野圭吾、山田正紀、石田衣良、法月綸太郎、宮部みゆき、乙一、二階堂黎人、綾辻行人、折原一、赤川次郎、馳星周、北村薫、天童荒太、大沢在昌、貴志祐介、北方謙三……
いやはや、実は管理人、子供の頃は家にあったハヤカワの銀背は読み込んだものの、それ以降はミステリーというのは殆ど読んでこなかったのです。
上記の方達の作品ときたら、大沢在昌氏の作品は初期の頃のを少し読んだくらいで、赤川次郎氏の作品となると女子高生なんかが出てくるとものが多かったものですから読むのが気恥ずかしくて。(苦笑)
それにしてもよくよく考えてみると、こういう指南をしてしまうと作家さん達、いい加減な作品が書けなくなるという意味で"エライコッチャ"の1冊なのではないかと思います。