
1957年から作られたポンツーン・フェンダーを備える初期250TR(テスタロッサ)の、アメリカ人のエド・ヒューガスとアー ニー・エリクソンにより1958年のル・マンに出場した、ニックネーム"ルーシーベルⅡ"の1/18スケールモテルです。
現行車にも今も名を残すエンジンのヘッドカバーの赤色を示すテスタロッサ、つまりフェラーリにおいては12気筒エンジンを積む証でもある訳ですが、この初期モデルにおいては高出力にピストンの鋳造技術が追いつかず勝てないレースも多かった事から僅か19台しか造られなかったものの、デザイナーのセルジオ・スカリエッティによる、前輪ブレーキの冷却を効率化したポンツーン・フェンダー・モデルは、その希少性と美しさから未だフェラーリファンの支持を受けているものです。
そんな初期250TRモデルにおいて、この品はアメリカ人より白地にブルーラインが入れられた、フェラーリにしては珍しいカラーリングが施された"ルーシーベル"を、総パーツ数1650個によって再現したものです。
左フロントフェンダーには星条旗とフェラーリエンブレムがペイントされ、それらはダイヤモンドフィニッシュ塗装により、実車さながらの美しい光沢を醸しています。
実車さながら仕様は塗装のみならず細部にもこだわられ、ハンドル可動、ドアやエンジンとトランクのフードが開閉するだけでなく、車体裏側のディテールも細かく再現、ブレーキラインやフュエルタンクもこだわられ、タイヤの着脱も可能になっています。
尚、ルーシーベルとは、お茶目で少々柄の悪いが憎めない存在として一世を風靡した、アメリカの往年のコメディ女優、ルシル・ボールに由来します。(の筈ですが)
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サイズは全長23、幅8.3、高さ6cmで、重さは648g。
車体は亜鉛ダイキャスト、アルミ、ステンレス、特殊プラスチックで構成され、シートは革と布、タイヤ部は、タイヤはゴム、ホイールがステンレスとアルミで質感高く仕上げられています。
ドライバー、クリーニングクロスが付属します。
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