

一般利用向け放射線量測定器として作りの良さで定評のあったウクライナ製のテラPの、機能加えての新型です。
ボタン2つのみで使いこなせ、電源入力からのガンマ放射線累積量、ガンマ累積量測定時間を表示でき、放射線量率、放射線累積量が測れた従来モデルですが、今モデルではベータ粒子束密度の計測が可能となっています。
もちろん、設定値を超える放射線を検知すると、警告音が鳴り、また、設定値は自由に設定できます。
γ線放射線量率の測定、γ線放射線累積量の測定 、表面β粒子束密度の測定、線量当量蓄積時間の測定、リアルタイム測定(時計)となり、大気、土、農作物、水などあらゆるものに使用可能です
いかんせん従来モデルに比べて、6000から2000時間と電池の持ちが悪くなってしまっていますが、黒ボディの上位機と同等の機能が付加されて、使い勝手は向上しています。
尚、この測定器では、ガイガー式=ミュラー管式(GM管式)で、測定範囲は0.1~5000μSv/h(測定誤差は±25%)で、γ(ガンマ)線とβ(ベータ)線が測定できます。
低レベルの測定したい場合は、シンチレーション式(測定範囲が0.001μSv/h~)が適しています。