

いわゆる"中華パッド"ならぬ"中華タブ"です。
ソフトも含めて総中国製となっているものですが、まずデザイン的には華がない代わりに無駄もなく、サイズをして高さ199×幅118.8×厚み10.4㎜、重さ338gと、手にしての操作から、上着の内ポケットにギリギリ入るものとして、使いやすさと携行に配慮した仕立てとなっています。
中身(スペック)は、SamsungS5PC2101.2GHzのデュアルコアを搭載したアンドロイド機種となり、800万画素フラッシュつきのカメラに、200万画素のサブカメラも搭載。そして、1280×800ドットという高解像度7インチ液晶を採用して、動画や写真、ゲームの利用などにも対応、エンタテイメント性にも奢ったものになっています。
インターフェイスも、ディアルマイク、へッドフォン端子、microUSB、microSDカード、HDMIマイクロを備え、センサーも、三次元加速度センサー、光量センサー、近接センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、GPS、そして、Bluetooth 2.1+EDR仕様ですので、多様性と柔軟性にもかなり配慮されたものになっています。
先述したようにソフトも中華モノ、キングソフトのセキュリティーを含めてオフィスなどが既に組み込まれています。
この品はSIMフリーモデルとして、基本は自己責任に委ねられる部分が多分となる訳ですが、先代の2Gモデルにあった、微妙やもどかしさが解消されていることもあり、手持ちのスマートフォンとは別にタブレットで補うスタイルを望まれている方には、可もなく不可もない代わりに、"中華タブ"としてのお手頃感、そして、ほどほどのスペックと品質で、コストパフォーマンスとしては高いレベルでバランスの取れたものといえる仕上がりなっています。