

真空管アンプらしい温かみ持ちながら、20W+20W(8Ω)の出力で、広大なダイナミックレンジを持つデジタルメディアにも応える性能を備えたインテグレーテッドアンプです。
出力管(真空管)には、1930年代米国のRCA社が発売した6L6を原型とし、その後バージョンアップを重ね、安定性と信頼性を高め、ギターアンプにも数多く採用されて数々の伝説的な音楽シーンを生み出した6L6GCを4本採用、パワーアンプ部は音質劣化の少ないムラード反転回路で反転信号を形成、4本の6L6GCは、各チャンネルあたり2本をプッシュプルで使用しています。
アンプのキーデバイスである出力トランスは、熟練技術者の手作業で仕上げられたオリエントコア材を使用、位相回転がきわめて少なく、ストレートな音質ながら、重量感のある低域、密度の高い中域の再生にも寄与してます。
電源トランスは立ち上がり特性の優れたトロイダル型を採用、ノイズ対策には、トランス本体を強固な鉄製の筐体に充填材で固定し漏洩フラックスを徹底して排除、さらに低歪タイプの高音質ボリュームを採用するほか、コンデンサーや抵抗にもローノイズの高級パーツを採用して、回路設計の意図をストレートに引き出しています。
外観は、ガラス職人の手技による曲げガラス製シールドと、厚みある無垢のアルミ材を贅沢に使用して組み合わせたもので、このがっちりした作りは音質向上にも貢献しています。
真空管アンプファンには些か邪道なところのある構成かもしれませんが、ベルトドライブ方式CDプレーヤーを輩出するCECのユニークな発想の感じられるもので、既成概念を排除して聴いてみると、何処かに突出した性能は感じられないものの、許容範囲の広いモデルとして気軽に、そして意外に永く使えるものとなっているのではないでしょうか。
周波数特性は20Hz~20KHzで、S/N比は90dB以上、全高調波歪率は0.5%(8Ω、1kHz)。
入出力は、入力がRCA×3で入力感度/インピーダンスは400mV/100kΩ、スピーカー出力は1系統(6、8Ω)。
消費電力は160W。
サイズは、幅227.5×高さ183×奥行き410㎝で、重さ16kg。
付属品は ACケーブル、取扱説明書、保証書になります。