ソニー α NEX-7




Eマウント採用するNEXシリーズの最上位機となり、内蔵EVF、内蔵ストロボ、オートロックアクセサリーシューなど、これまでのNEXシリーズとは一線を画す機能を備えながら、色は黒のみですが、往年の銀塩カメラ風の外観になっているモデルです。本体上面に2つ、背面に1つの計3つのダイヤルを配置し、3つのパラメーターを直接・素早く調整できる新たな操作性を実現した"Tri-Dial Navi"を搭載、また、シャッターボタンの右側に配置したナビゲーションボタンを用いることで、露出、フォーカス、ホワイトバランスなど5つの機能を切り替え、ダイヤル操作で素早く設定の変更が可能です。これで、本体上部には、NEXシリーズ初のポップアップ式のストロボを内蔵、また、上下可動式の3.0型モニターも備えます。



中身としては、有効画素数2430万画素の、Exmor APS HD CMOSはα77と同等の大判センサーで、APS-Cサイズ相当の撮像素子としては最も画素数が多く、感度は、自動設定でISO100~1600、手動では16000までで、画像処理エンジン BIONZによりノイズを抑えながらも解像感を向上させつつ高速読み出しを得意とし、AVCHD Ver.2.0にも対応、大判センサーらしいボケ味を活かしながらの高精細の動画撮影も楽しめます
また、内蔵型のEVFは0.5型有機EL式、総ドット数は235万9,296ドットで、自発光方式ならではのコントラスト性が高く、広色域で反応も良く、状況に左右されない明るさを維持します。倍率は、仮に50mmレンズ使用の場合は約109倍となります。アイポイントは、最終光学面からは約23mm、接眼枠から約21mmで、視野角は33.1度になります。
そのほかNEXシリーズ初の水平垂直2方向の電子水準器も搭載しています。
そして、既存のAマウント機と同じ形状のオートロックアクセサリーシューを搭載し、Aマウント機用のクリップオンストロボ、外付け液晶モニター、マイクなどを装着できますが、シンクロターミナルアダプターFA-ST1AMも使用可能とする代わりに、従来のNEX用アクセサリーは使用できないようになっていますので、ご留意を。
総じた印象としては、先ずは、近ごろ外観から往年の銀塩に先祖帰るするような、いかにも精密機械を手にしている雰囲気のボディに、コンパクトを維持したまま中級かはたまた上級クラスもかくや思えるセンサーやエンジン、機能を持たせ、マニュアル操作への対応幅もある機種が増えてきているようで、このモデルもそのうちに入るとは思うのですが、ソニーには銀塩を作っていた時代がないことを考えると、果たしてこの先、どういう出口を見出していくのか、カメラ以外のことをつい考えさせられてしまった次第。
しかし、実際に撮影をし始めてみると、ソニーらしくカラッと明るい写真が得意のようで、そこがいまいち経験豊かなカメラ愛好者には描写に色気がないとも気に入られないところでもあるのでしょうが、気軽なスナップでも3つのダイヤルでパラメーター調整をして比較的簡単にこだわった撮影ができるようになっている点、ここが基本をビデオカメラ技術で育んている、これまたソニーらしいカメラの1つの形として、愉しめるものになっているのではないでしょうか。

詳細

[仕様概要]
本体サイズ:H66.9×W119.9×D42.6mm(突起部含まず)
本体重量:約291g(本体のみ)/約350g(バッテリーとメモリースティックPRO デュオを含む)
消費電力:静止画撮影可能枚数は、ファインダー使用時で約350枚、液晶モニター使用時で約430枚(CIPA規格準拠)
ビューファインダー:0.5型電子ビューファインダー(XGA OLED)
液晶モニター:3.0型ワイド TFT駆動(エクストラファイン液晶、トゥルーブラックディスプレイ)、921600ドット、視野率約100%、角度調整機能は、上が約90度、下が約45度(カメラ背面に対して)
総画素数:約2470万画素
有効画素数:約2430万画素
ISO感度:AUTO(ISO100~1600)、ISO100~16000(1EVステップ)
シャッタースピード:1/4000~30秒、バルブ
連続撮影速度:速度優先連続撮影時:最高約10コマ/秒(撮影条件や使用するメモリーカードにより異なります)
記録メディア:メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(※SDXCメモリーカードはSDXCに対応の機器で使用できます。SDメモリーカード、SDHCメモリーカードのみに対応した商品では使用できません。)
CCDサイズ:APS-Cサイズ(23.5×15.6mm)、原色フィルター付 "Exmor" APS HD CMOSセンサー
動画種類:動画記録方式は、ファイル記録方式:AVCHD Ver.2.0(Progressive)/MP4 圧縮形式:MPEG-4 AVC(H.264) 音声記録方式:Dolby Digital(AC-3)/MPEG-4 AAC-LC、動画記録撮影モード(AVCHD)は、記録画素数が1920×1080、記録レート(平均ビットレート)は60p記録(センサー出力約60コマ)PS 約28Mbps、60i記録(センサー出力約60コマ)FX 約24Mbps/FH 約17Mbps、24p記録(センサー出力約24コマ)FX 約24Mbps/FH 約17Mbps
有効撮影画角:1.5倍
ライブビュー:対応
付属品:バッテリーチャージャー BC-VW1、リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50、USBケーブル、ショルダーストラップ、ボディクリーニングクロス、ボディキャップ、アクセサリーシューキャップ、アイピースカップ、CD-ROM(画像管理ソフトPMB〈Picture Motion Browser〉、写真ファイリング・セレクト閲覧ソフト、RAW現像ソフト Image Data Converter 4.0 他)他
レンズ
レンズキット仕様の場合、レンズはE 18-55mm F3.5-5.6 OSS/専用ブラックモデル

お願い

 このたびの九州地方の地震において、地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

 当サイトは開設以来、管理人の天邪鬼から収益を全て慈善活動に寄付し続けており、現在は、東日本大震災義援金として寄付するものとしていますが、九州地方についても被災した方々にきちんとした形で役立ててもらえるルートを模索しております。

 復興への兆しが見えてきている東北地方、そしてまだ混乱の中にある九州地方ですが、混迷する日本経済の最中とはいえ些少でも経済を動かしながら、被災地の復興と更なる発展を祈りながら支援できないかとの考えを旨としますので、訪問者の方々にあってはご協力いただければ幸いに思います。

 ご協力のほど、お願いいたします。


                                         管理人敬白


赤い羽根共同募金 熊本地震義援金

赤い羽根共同募金 東日本大震災義援金

日本赤十字社

楽天復興支援

寄付金報告

・2011年度 計 43319円
・2012年度 計156077円
・2013年度 計 99622円
・2014年度 計 52405円
・2015年度 計 69540円

・2016年度
       1月   8160円
       2月   5251円
       3月   2581円
       4月   1363円
       5月   1156円
       6月   2122円
       7月   1067円
       8月    集計中
      

 以上の収益を寄付させていただきました。
 ご協力いただいた方には篤く感謝申し上げます。

 訪問者の方々におきましては当サイトの趣旨にご賛同いただいてのご協力に感謝しております。

 現在、当サイトは管理人の長期療養により更新が滞っておりますが、収益金の寄付は続けさせていただいておりますので、引き続きのご愛顧を頂ければ幸いに思います。

 毎度、管理人が記してきていることではありますが、訪問者の方々にあっては、ご自愛ください。

 尚、毎月の寄付金報告は15 日を過ぎてからさせていただくことにしています。

                               管理人代行


 思いつきと勢いで慈善事業に寄付することを目的として作ってしまったこのサイトも開設して6年目、東北大震災発生後からは、管理者が阪神淡路大震災体験者であることから、そして、近頃の一般的な支援意識に些かの冷めは拭えないものの、未だ遅々として進まない復興事情をご理解いただけてる訪問者の方々の気持ちは裏切れないと、今年も続けてご協力を請うものとして東北支援を主にして運営してきているものですが、何かと自然災害が多発する現状においては東北復興支援に限っての運営も気持ち的に難しく、上記にリンクを載せた支援サイトでの支援もよろしくお願いする次第です。

 何はともあれ、訪問者の方々にありましては、必要なもの、欲しかったものを手に入れることで、それが東北、また様々な災害にあわれた方々の支援の繋がればよいと考える自由な発想からくるこのサイトに引き続きご協力をいただければ上越す歓びはありません。もちろん、何も無理をする必要はなく、ボランティア本来的意味において余裕がある分だけで気楽にお付き合いいただければありがたく思います。

 些細でも社会に貢献できることはできないかと始めた当サイト、取り扱いアイテムの多さに多数出てしまっているリンク切れの修正にまで手が廻りきっていないことに誠に失礼しておりますが、これからもグズの大忙しながらコツコツと、皆さんのご協力に、例えお互いを知ることがなくとも、気持ちを同じくしている喜びが感じられ、更に良質、かつお得な情報が提供できればと考えております。
 引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。