
独特のライディング感覚が愉しめるセミリカンベントタイプの自転車です。
はっきり申してここで紹介するには非常に度胸を要しています。
ただ、この品、従来車に比べて格段に乗りやすくなっています。
ハンドルの回転軸が垂直にされることにより、つまりひいてはキャスター角とのバランスに影響してくることになるのですが、これが寧ろ重心が取りやすく、安定性が高くなっているのです。普通の自転車で例えるのは構造上無理もありますが、単にハンドルの回転軸とキャスター角の関係でいうなら、ハンドリングが過敏になって非常に乗りにくくなる筈ですから、これには驚きでした。
しかしながら、やはり低速での取り回しには些かコツが要ります。形容するのが難しいのですが、強いて言うならオフロードバイクに乗る時のような体重移動感覚と申しましょうか、意識的にハンドルに体重をかけつつ腰をどれだけ捩れるか、そういうコツがいります。超低速では逆に大型バイクに乗る時の感覚、意識的にリーン・イン姿勢を心掛けて舵角走法をしなければなりません。
そして、いかんせん前輪が14インチの小径ですので、段差に弱いです。必ず段差に向かって垂直に挑まないといけません。ただし、バランスを崩しても、普通の自転車なら肩から落ちていくような状況でも、この品の場合は脚がサッと出せるので不思議と怪我になることがありません。
それでも、やはり「おっしゃ、オイラがいっちょ乗りこなしてやろうじゃないか」という方にしかお勧めできませんが。(苦笑)
全長は1620mm、幅550mm。
前輪が14インチで、後輪は24インチ。
こう見えて6段変速です。
色は、白と、ダークグリーンから選べます。
※尚、リカンベントタイプ車について公道で用いるに合法か否か疑問を持つ方もおられましょうが、道交法の定める車体寸法が規定以内に収まり、危険な突起物がありませんので、合法車種です。