日産 C26セレナハイウェイスター用の、クロームとブラック色を組み合わせたメッキ仕様のフロントグリルです。
遡れば1991年、5ナンバー・ミニバンの先駆けとして登場したセレナですが、進化を続けて2007から2009年にかけてはミニバン国内販売で１位を独占、その秘訣は、突出したところはないものの、家族で用いるに使い勝手を考えた仕立て、限りあるスペースの中でどれだけ開放感を演出するかに腐心されていたことにあるようです。
果たして2010年11月にフルモデルチェンジしてのC26型では、先代の角ばったスタイルから少し流麗さを加味したものに変化したものの、サイズ、内部空間も変わらず、乗り味はプラットフォームの進化もあって先代に見受けられた突き上げ感が減少、背の高いクルマにありがちなヒョコヒョコ感やグラリ感も嫌味のない抑え方に躾けられており、エコ性能が加えられたエンジンの静粛性も上り、何より、フロントウィンドウ及び三角窓の面積が広くなり視界も広がったこと、そして、運転席周辺の質感が上り、これまで"運転手"に徹しなければならなかったお父さん達にも、運転する愉しみが得られるようになっていますが…
それだけに、やはりまた売れそうで、果たして他人と同じものに乗っていることに安心できる方にはともかく、ちょっとは違ったものが欲しいという方には、余り自分の乗っているクルマと同じものが走り回っている様は気持ちよくない。
このクロームとブラック色が組み合わされたフロントグリルは、そんな方に最適なもの、セレナにあっては精悍なイメージのあるハイウェイスターの鋭さを加味するものになっています。
※標準車(20Ｇ、Ｘ、Ｓ)用はコチラ
