
1958~97年まで使用された一番馴染み深いFX4型のロンドンタクシー、通称「ブラック・キャブ」の1/24スケールのプラスチク・モデルです。
ドイツレベル社製のもので、精巧度、リアル感という意味ではやはり日本製には劣るものの、今や実際のロンドン・タクシーは新型となり、クラシックな外観を踏襲しながらも加味された洗練によってそれまで備えていた威厳のようなものが失われて惜しまれますが、このプラスチックモデルでは逆に、精巧さの欠ける点、内装の粗末さなどあって、その些かの貧弱さがむしろ郷愁と親近感を覚えさせられるものになっています。
ただ、そのまま組み立てただけでは全く面白みがないといえば言いすぎかもしれませんが、ボディをブラックでぬらぬらと輝くまで塗りこむなどを始めとして、旧モデルの資料などを調べながら細部まで独自に演出して作り上げていくのに一興のベースとなる組み立てモデルと言えるでしょう。もちろん、それなりにロンドン・タクシーに思い入れがなければできないことではありますが。