
前部のメインカメラに加えて背面のバリアングルモニターにもサブのカメラを設けて、撮影者が撮影する様も記録することのできる、楽しい時間を総括的に記録できるカメラです。
静止画撮影だけでなく動画撮影にも配慮した仕立てとなっており、サブカメラの存在をして「撮影している自分の顔なんぞ見たくないよ」という方もおられましょうが、それだけでなく、特に「イベント」、「日付」、「人物」、「カスタム」といった4つのテーマから選択するとカメラが自動で編集してくれる「ストーリーハイライト」機能なるものを用いると、撮影した静止画と動画を一本の動画に自動にまとめてくれるという、たとえば子供さんと遊んだ記録、仲間とワイワイ過ごした記録をパソコンなど使いながらコツコツと編集する作業に困ってきた方、疲れを感じてきた方たちにはなかなか便利な機能を備えます。
果たして「いい作品を撮るぞ」と意気込んでは、とっておきの一瞬を逃すまいと構えるタイプのカメラでは決してなく、トイカメラ風のポップな外観が顕わすように、それこそ思いついたときにサッと取り出しては、ただ楽しいと思ったシーンを気楽に記録していける質のものとなっていますので、そう考えるとどうしてガングリップタイプのデザインにしてくれなかったのかなと、ないものねだりの気持ちも起きないではないのですが、上記の特筆した機能を始めとして、今時のカメラとして当たり前のように、Wi-Fi(無線LAN)接続機能を備え、スマートフォンやタブレット端末と連携したり、Facebook、TwitterなどのSNSへの手軽に投稿したりできるモデルとなっていますので、手にいられた方はぜひ、ボトムグリップなどを別途、手に入れて機動性を高めれば、ちょっとしたドキュメンタリー映像作家の気分も楽しめてしまうものとなっているのではないかと思います。
基本的なスペックは、撮像素子が有効約1,210万画素の1/1.7型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離24~120mm(35mmフィルム換算時)の光学5倍ズーム、開放F値がF1.8~F5.7、対応感度がISO80~ISO6400です。
背面のモニターは約92.2万ドット・3型の液晶(タッチパネル方式)で、動画の記録形式がMP4(MPEG-4 AVC/H.264)、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなります。
バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約330枚というところ。
サイズは幅104.5×厚み35.8×高さ67.5mm、重量は本体のみで約252g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約289gとなります。