テクニクス SU-A6
Technics ブリアンプ
徹底メンテナンス良品


詳細


旧松下のオーディオ部門、テクニクスの脂が乗り切っていた頃の名機の一つといって過言ではないコントロールアンプ、SU-A6の完全レストア品です。
SU-A2、SU-A4で培った技術をベースに性能と機能の高水準でのパランスを追求してもので、全段A級動作によりスイッチング歪やクロスオーバー歪を排除、さらに基本回路を全てICL化して、Phono入力はわずか1つのカップリングコンデンサを通過するのみにより、ハイレベル入力は一切コンデンサを通過しないストレートDCアンプを実現、イコライザアンプは低雑音デュアルFETパラレル構成を採用することによりMCカートリッジをダイレクト接続可能とし、MMカートリッジに対してはゲイン切換で対応する仕様となっています。またSEPPバッファアンプによる低出力インピーダンス設計がなされていることにより、仮に低入力インピーダンスのパワーアンプを接続しても、何台ものパワーアンプを接続しても、それを原因とする波形劣化が発生しないものとなっています。
加えて独自のシェルビング・トーンを搭載、スーパーベースとスーパートレブル、バス、トレブルの4段階で調整できるようにすることで、過剰補正することになく、実用面で効果的な補正ができるようになっており、さらにオーディオミューティングスイッチやサブソニックフィルタ、ハイフィルタを搭載して、あくまで澄んだ音を追及する仕上がりになっています。
inputとrec outで独立したセレクタを採用、再生ソースと異なるソースも同時録音が可能するなど、柔軟性と拡張性にも配慮した設計となっており、何よりは全入出力端子に金メッキ処理が施されていることから、いかに当時のデクニクスが全力を等級していたかが伺えるモデルとなっています。
ともあれ発売されて30年余り(1980年発表)が経っているものですので、ショップでは電解コンデンサを全て交換することに始まり、カーボン抵抗交換、足の黒くなったトランジスタ交換、アナログIC4個交換したうえで、ハンダ盛りも全箇所実施。そのうえでバッファアンプのDCバランスとともにフラットアンプのDCバランス調整、すぐに往年の性能が味わえるようにしてあります。
[仕様概要]
・入力感度/インピーダンス:
 Phono1 MC=100μV/100Ω、250μV/220Ω
 Phono1 MM=1.0mV/47kΩ、2.5mV/47kΩ
 Tuner、AUX、Tape=150mV/47kΩ
・全高調波歪率:
VR最大、3V出力
 Phono MC(250μV)=0.003%
 Phono MM(2.5mV)=0.002%
 Tuner、AUX、Tape=0.002%
VR-30dB、0.5V出力
 Phono MC(250μV)=0.006%
 Phono MM(2.5mV)=0.002%
 Tuner、AUX、Tape=0.002%
SN比
 Phono MC(250μV)=74dB
 Phono MM(2.5mV)=88dB
 Tuner、AUX、Tape(ストレートDC)=106dB
・周波数特性:
 Phono MM=20Hz~20kHz RIAA±0.2dB、20Hz~100kHz RIAA±0.5dB
 Tuner、AUX、Tape=DC~20kHz +0 -0.1dB、DC~200kHz +0 -3dB
・最大許容入力(1kHz、RMS):
 MC(250μV)=16mV
 MM(2.5mV)=160mV
・シェルビングトーン変化特性:
 super bass(20Hz、+12dB/oct)=0dB~+10dB
 bass(50Hz)=±5dB
 treble(20kHz)=±5dB
 super treble(50kHz)=±10dB
・シェルビングトーンターンオーバ周波数:
 super bass(+12dB/oct)=75Hz、150Hz
 bass=500Hz
 treble=2kHz
 super treble=8kHz
・フィルター:
 subsonic=20Hz、-12dB/oct
 high=7kHz、-6dB/oct
・ラウドネスコントロール(Volume -30dB):
 50Hz=+7dB
・出力レベル/インピーダンス:
 pre out=2V/2Ω(定格)~8V/2Ω(最大)
 rec out=150mV/600Ω
・電源電圧:AC100V、50Hz/60Hz
・ACアウトレット:電源スイッチ連動最大許容電力=600W
・消費電力:6W
・サイズ:幅430×高さ97×奥行360mm
・重さ:5.5kg

お願い

 このたびの九州地方の地震において、地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

 当サイトは開設以来、管理人の天邪鬼から収益を全て慈善活動に寄付し続けており、現在は、東日本大震災義援金として寄付するものとしていますが、九州地方についても被災した方々にきちんとした形で役立ててもらえるルートを模索しております。

 復興への兆しが見えてきている東北地方、そしてまだ混乱の中にある九州地方ですが、混迷する日本経済の最中とはいえ些少でも経済を動かしながら、被災地の復興と更なる発展を祈りながら支援できないかとの考えを旨としますので、訪問者の方々にあってはご協力いただければ幸いに思います。

 ご協力のほど、お願いいたします。


                                         管理人敬白


赤い羽根共同募金 熊本地震義援金

赤い羽根共同募金 東日本大震災義援金

日本赤十字社

楽天復興支援

寄付金報告

・2011年度 計 43319円
・2012年度 計156077円
・2013年度 計 99622円
・2014年度 計 52405円
・2015年度 計 69540円

・2016年度
       1月   8160円
       2月   5251円
       3月   2581円
       4月   1363円
       5月   1156円
       6月   2122円
       7月   1067円
       8月    集計中
      

 以上の収益を寄付させていただきました。
 ご協力いただいた方には篤く感謝申し上げます。

 訪問者の方々におきましては当サイトの趣旨にご賛同いただいてのご協力に感謝しております。

 現在、当サイトは管理人の長期療養により更新が滞っておりますが、収益金の寄付は続けさせていただいておりますので、引き続きのご愛顧を頂ければ幸いに思います。

 毎度、管理人が記してきていることではありますが、訪問者の方々にあっては、ご自愛ください。

 尚、毎月の寄付金報告は15 日を過ぎてからさせていただくことにしています。

                               管理人代行


 思いつきと勢いで慈善事業に寄付することを目的として作ってしまったこのサイトも開設して6年目、東北大震災発生後からは、管理者が阪神淡路大震災体験者であることから、そして、近頃の一般的な支援意識に些かの冷めは拭えないものの、未だ遅々として進まない復興事情をご理解いただけてる訪問者の方々の気持ちは裏切れないと、今年も続けてご協力を請うものとして東北支援を主にして運営してきているものですが、何かと自然災害が多発する現状においては東北復興支援に限っての運営も気持ち的に難しく、上記にリンクを載せた支援サイトでの支援もよろしくお願いする次第です。

 何はともあれ、訪問者の方々にありましては、必要なもの、欲しかったものを手に入れることで、それが東北、また様々な災害にあわれた方々の支援の繋がればよいと考える自由な発想からくるこのサイトに引き続きご協力をいただければ上越す歓びはありません。もちろん、何も無理をする必要はなく、ボランティア本来的意味において余裕がある分だけで気楽にお付き合いいただければありがたく思います。

 些細でも社会に貢献できることはできないかと始めた当サイト、取り扱いアイテムの多さに多数出てしまっているリンク切れの修正にまで手が廻りきっていないことに誠に失礼しておりますが、これからもグズの大忙しながらコツコツと、皆さんのご協力に、例えお互いを知ることがなくとも、気持ちを同じくしている喜びが感じられ、更に良質、かつお得な情報が提供できればと考えております。
 引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。