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いかにも手軽なバカチョン風の外観ながら、カメラとしてはワンクラス上、動画撮影もへたをすると同価格帯のビデオカメラより画質、補正力ともに優れるコンパクトデジタルカメラです。
まず、静止画撮影については、有効約1620万画素、1/2.3型の裏面照射型"Exmor R"CMOSセンサー、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」搭載、そのうえで全画素超解像技術を用いて、カール ツァイスレンズと組み合わせることで高精細な10倍ズーム撮影が可能で、何気ないスナップだけでなくじっくり構えての風景写真まで対応、ノイズ少なく遠近感と立体感のある画像が撮れます。
動画撮影については、撮影後にいろいろな機種で愉しめるAVCHDフルハイビジョンで、レンズを動かしての光学式と、デジタル処理による電子式を併用することで、動くモチーフ相手、また自ら動いての撮影でも、広角撮影時だけでなく望遠撮影時もかなりのレベルで補正してくれます。
その他、パノラマ、3D、ピクチャーエフェクトなどとモードを備えるのですが、デジタル処理が多分でありながら、一眼レフで撮ったような雰囲気が出せる背景ぼかしモードには、もしかしたらベテランもちょっと唸らされるかもしれません。
とはいえ、わかりやすい設定で迷わず使える「かんたん撮影モード」、操作で困った場合のために「カメラ内ガイド」などの機能も備えますので、それこそ初めてデジタルカメラに触れるという方へのフォーロ機能もしっかり備え、カメラ内でレタッチできたり、デコレーションできたり、撮影した後も、画像管理ソフトで、外出先のパソコンから写真をアップロードできたり、スライドーショーに音楽をつけたりと、"今風"の使い方、遊び方ができる機能も満載しています。
電源も、コンセント、またUSBを利用してパソコンからも充電、給電できます。
私事ながら、銀塩、イチデジ、コンデジ、トイと、周りに眉を顰められ呆れられながらも、あったらあるだけのお金を使ってきてしまっている愚か者としては、こういう万能とも言えるカメラに触れるたびに、甚だ身の縮む思いがするのです。(苦笑)