
ずっしり重くて中身が詰まったコンパクトデジタルカメラです。
甚だ妙な表現になりましたが、ずっしり重くても"コンデジ"ですからあくまで従来の軽いものに比べれば重いというだけで、一眼レフに比べればずっと軽いものです。
とはいえ、コンデジにあっての重い部類にあることが、キヤノンにあっては一眼レフに迫る1.5型大型CMOSセンサー、そして映像エンジンDIGICを搭載することで、画質に関しては並の一眼レフと同等ないしは凌駕する性能をもたらされています。
また、EOSシリーズと操作性が共通させられ、アクセサリーに関しても互換性があり、液晶モニターにもバリアングル式を備えて、もはや一眼レフの必要はなくなるのか…
といいたいところですが、このカメラはあくまでコンパクトデジカメでありまして、AFスピードが従来モデルと変わらずという訳で、果たしてキヤノンが手を抜いたのか、また上級モデルが売れなくなるのを懸念しての判断なのか、望遠はあまり得意ではなく、ゆっくりと気に入ったシーンをじっくり撮る、といった場合で性能を発揮するタイプとなっています。その点では、「キヤノンのコンパクトデジタルカメラ史上最高画質を実現」というコピーに嘘はありません。
些か変な例えになりますが、何気ないシーンをいつもと違った雰囲気で撮るならトイカメラのポンコツさがとても面白いのに比べ、このカメラは高感度、多彩なマニュアルにも対応していることから、見慣れたシーンでもより鮮やかに生々しい形で本質的なものが屹立させて撮れるといった感じでしょうか。
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[仕様概要]
本体サイズ:H80.5×W116.7×D64.7mm
本体重量:約534g(電池・メモリーカード含む)CIPA準拠
画像処理エンジン:DIGIC 5
CCDサイズ:1.5型 高感度CMOS 原色フィルター
総画素数:約1500万画素
有効画素数:約1430万画素
液晶モニターサイズ:3.0型 TFT液晶カラーモニター(約92.2万ドット、視野率約100%、広視野角タイプ、アスペクト比4 : 3)
レンズ:焦点距離(35mm判換算)は28-112mm相当、レンズ構成は10群11枚(両面非球面UAレンズ2枚、両面非球面レンズ1枚含む)
絞り・開放絞り:F2.8(W)-F5.8(T)
ズーム機能:光学ズーム4倍
最小撮影距離:20cm(W)/85cm(T)~∞
電源:専用リチウムイオン充電池(NB-10L)、充電時間は約110分、ACアダプターキット(ACK-DC80は別売)
記録メディア:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
シャッタースピード:1~1/4000秒(オート撮影)
ISO感度:オート、ISO 100/125/160/200/250/320/400/500/640/800/1000/1250/1600/2000/2500/3200/4000/5000/6400/8000/10000/12800
連写可能枚数:通常:約1.9画像/秒 ハイスピード連写HQ:約4.5画像/秒
静止画種類:JPEG(Exif2.3)/RAW
動画種類:データタイプは、MOVが画像H.264、音声はリニアPCM(ステレオ)、記録画素数は、フルHDで1920×1080:24fps、HDで1280×720:30fps(iFrame動画に対応)、6・3・1.5fps(ジオラマ風動画選択時は30fps)、VGAは640×480:30fps(ムービーダイジェストに対応)、6・3・1.5fps(ジオラマ風動画選択時は30fps)
付属品:レンズキャップ、ネックストラップNS-DC9、バッテリーパックNB-10L、バッテリーチャージャーCB-2LC、インターフェースケーブルIFC-400PCU、CD-ROM