
1970年、競合車種とのパワー戦争に対抗せんと輩出されたソレックスキャブ装着エンジンを搭載したスバル R-2 SSのプラスチック組み立てキットです。
先代の1958年に輩出されたスバル360は、当時の通商産業省|通産省の国民車構想を具現化した軽自動車として成功、ロングセラーとなったものの、続くホンダのN360、スズキのフロンテ、またダイハツのフェローなどの攻勢により商品力を失い、そんな状況の中で、360のメカニズムを踏襲して現れたのが、R-2、そしてその後、当時、主流だった2サイクルエンジンが最大40馬力を発生するまでに至る軽自動車のパワー戦争にあって、GTカーやスポーツカーに使われていたソレックスキャブレターを装着するなど、充実した装備で輩出されたのが、R-2 SSでした。
この組み立てモデルは、実車が備えていた砲弾型フェンダーミラーやフォグランプ、スポットライトをリアルに再現、リヤのエンジンフードも脱着式で、コンパクトな2サイクル空冷2気筒エンジンを覗くことができます。
左右ドアも開閉可能、リクライニング式の前席やインパネなど室内も立体感が与えられ、セミトレーリングアームのフロントサスペンションもリアルに再現してあります。当然、前輪は向きを変えられ、タイヤもトレッドパターンが彫刻されたゴム製で、ホイールやバンパーなどはメッキ部品としています。
羊の皮を被った狼が闊歩した石油ショックが起きるまでのうたかたの狂騒の時代、徒花というには惜しい存在感を持っていた1台を手元で再現できます。
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