レッドアーミーカメラ Fed 5B
RED ARMY CAMERA
旧ソビエト、次にロシア、そしてウクライナで1977年から1990年にかけて作られていた35mmレンジファイダー、ライカマウントのフィルム式カメラです。
冒頭で旧ソビエト、ロシア、ウクライナとややこしい記し方をしたのは、ベルリンの壁崩壊に象徴されるペレストロイカ、グラスノスチの動きが旧ソ連に起きたことから領内あった様々な地域が国家として独立していく時代の流れがあったからなのでずが…
それはともかくこの35mmフィルムカメラ、ウクライナのハリコフ(ハリキウ)市で、1977年以前からFEDタイプとして生産されていたのですが、ソ連の社会主義解体による民主化、資本主義化、ともなう西側諸国の進んだ技術力を目の当たりにするにあたって自然消滅してしまったと思われていたものがヒョイと出てきて管理人もチョイと驚いている次第なものの、ある記録によると22万6千台以上が生産されたとのこと、恐らく在庫が、トイカメラ愛好家たちに向けて市場に現れたようです。
果たして生産されていた当初、旧ソ連領においては、55mmのf/2.8レンズを搭載してのランタン(錫に似た金属)をボディに採用しての進んだコンパクトカメラとして存在していたのでしょうが、1/500秒から1秒にまで対応するシャッタースピード、長時間露光に使えるバルブモード、また、セルフタイマー、そして、フラッシュが後付けできるホットシューを備えるものの、現代においてはフィルム式のうえに手動による露出操作が必要であったりと、現代のお手軽コンデジに慣れた方には些か厄介なものでしかないかもしれません。
とはいえ、技術的に遅れたカメラとはいえ、軍艦部分の数値表示は操作しやすいように、赤、緑、黄と色分けされていることなどに気づいて慣れてしまうと、フィルム式トイカメラが作り出す世界、次いで癖を会得すると共に作っていける世界、そしてこのカメラでしか出せない味わいにも気づいてしまうと、独立してイチデジ、ミラーレス、コンデジと並ぶ存在として、その個性を楽しんでやめられなくなるから不思議なものです。
本体にレンズ及びレンズキャップ、フィルム、日本語による説明書がセットになっていますので、届いてすぐに楽しむことができます。
[仕様概要]
フィルムタイプ:35mm
画面サイズ:24×36mm
標準レンズ:Industar-61 L/D 55mm f/2.8
レンズマウント:ライカスクリューマウント
フォーカシングレンジ:1m~∞
シャッター速度:バルブ、1~1/500秒
その他の機能:セルフタイマー、フィルムカウンター有り、視度補正、ホットシュー付き
サイズ:W141×H92×D75mm
重量:約750g
セット内容:Fed 5B本体、Industar-61 L/D 55mm f/2.8レンズ、レンズキャップ、フィルム 1本、日本語マニュアル
お願い
このたびの九州地方の地震において、地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
当サイトは開設以来、管理人の天邪鬼から収益を全て慈善活動に寄付し続けており、現在は、東日本大震災義援金として寄付するものとしていますが、九州地方についても被災した方々にきちんとした形で役立ててもらえるルートを模索しております。
ご協力のほど、お願いいたします。
管理人敬白
◇ 赤い羽根共同募金 東日本大震災義援金
◇ 日本赤十字社
◇ 楽天復興支援
寄付金報告
・2011年度 計 43319円
・2012年度 計156077円
・2013年度 計 99622円
・2014年度 計 52405円
毎度、管理人が記してきていることではありますが、訪問者の方々にあっては、ご自愛ください。
・2012年度 計156077円
・2013年度 計 99622円
・2014年度 計 52405円
・2015年度 計 69540円
・2016年度
1月 8160円
2月 5251円
3月 2581円
4月 1363円
5月 1156円
6月 2122円
7月 1067円
8月 集計中
以上の収益を寄付させていただきました。
ご協力いただいた方には篤く感謝申し上げます。
訪問者の方々におきましては当サイトの趣旨にご賛同いただいてのご協力に感謝しております。
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現在、当サイトは管理人の長期療養により更新が滞っておりますが、収益金の寄付は続けさせていただいておりますので、引き続きのご愛顧を頂ければ幸いに思います。
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尚、毎月の寄付金報告は15 日を過ぎてからさせていただくことにしています。
管理人代行
思いつきと勢いで慈善事業に寄付することを目的として作ってしまったこのサイトも開設して6年目、東北大震災発生後からは、管理者が阪神淡路大震災体験者であることから、そして、近頃の一般的な支援意識に些かの冷めは拭えないものの、未だ遅々として進まない復興事情をご理解いただけてる訪問者の方々の気持ちは裏切れないと、今年も続けてご協力を請うものとして東北支援を主にして運営してきているものですが、何かと自然災害が多発する現状においては東北復興支援に限っての運営も気持ち的に難しく、上記にリンクを載せた支援サイトでの支援もよろしくお願いする次第です。
何はともあれ、訪問者の方々にありましては、必要なもの、欲しかったものを手に入れることで、それが東北、また様々な災害にあわれた方々の支援の繋がればよいと考える自由な発想からくるこのサイトに引き続きご協力をいただければ上越す歓びはありません。もちろん、何も無理をする必要はなく、ボランティア本来的意味において余裕がある分だけで気楽にお付き合いいただければありがたく思います。
些細でも社会に貢献できることはできないかと始めた当サイト、取り扱いアイテムの多さに多数出てしまっているリンク切れの修正にまで手が廻りきっていないことに誠に失礼しておりますが、これからもグズの大忙しながらコツコツと、皆さんのご協力に、例えお互いを知ることがなくとも、気持ちを同じくしている喜びが感じられ、更に良質、かつお得な情報が提供できればと考えております。
引き続きご愛顧くださいますようお願いいたします。
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