
ABC、つまり高度(Altimeter)、気圧(Barometer)、コンパス(Compass)の計測機能に、ガーミン得意のGPS機能を備えた腕時計です。
ナビ隆盛の昨今、手持ちのスマホでも簡単に道が調べられる時代ではありますが、登山などアウトドアフィールドではやはりまだまだGPSナビゲーターに勝るものはありません。
この品はガーミンのハンドヘルドGPSの既存品の機能を腕時計に封じ込め、内蔵の充電式リチウムイオンバッテリーをして、普通に衛星受信モードを利用しても約16時間から50時間、衛星捕捉なしでセンサーモードのみオンデマンドにすれば最長にして6週間もの可動を具現した高性能モデルとなっています。
準天頂衛星みちびき対応とすることで、アウトドアフィールドでも安定した受信可能となっており、この日本版モデルにのみ、ナビゲーション時のコンパスページに残距離を表示、ドットリンクで残距離を表示、経由地到着時にポップアップメッセージ表示など、細やかな機能も追加されています。既存のGPSウォッチはGPSアンテナがボディ内に収まらずベルトの一部としてデザインされていることが多いですが、この品は集積度を向上させての高感度化により、アンテナは本体内に収まっていますので、日常的な利用しても気にならない設計となっています。
また、フィットネス機能も兼ね備えており、オプションのワイヤレス温度計、スピード/ケイデンスセンサー、軽量フットポッドを使用することによりアウトドアフィールドで役立たせることも可能となっています。
また、ガーミンでは初めてとなるBluetooth Smartに対応し、アプリケーションと接続方法によって、様々なデータ管理や情報交換ができるようになっています。例えばスマホと無線通信することで、BaseCamp Mobile(iPhone)でルート、軌跡、ポイントの各データ交換ができたり、Garmin Connect Mobile(android / iPhone)ではデータの閲覧、アクティビティ作成、メール送信が可能となっています。また、パソコンとUSBケーブルで接続すれば、Garmin Adventureではアクティビティの情報交換が可能、BaseCampに保存した軌跡やポイントの他、画像などのデータもアップロードできます。
本体は耐衝撃性プラスチックによる全密閉ケースを採用しての防水50m仕様で、ディスプレイは半透過型液晶でディスプレイサイズは1.2インチ(3.1×3.1cm)、表示は70×70ビクセルもモノクロです。
位置精度は半径10m、無線プロトコルは2.4GHz ANT+およびBluetooth Smart Device。3Dコンパス採用です。
ケースサイズは直径4.9×厚み1.7cmで、重さは82.0gです。
付属品は、チャージングデータクリップ、ACアダプター(日本仕様)、日本語マニュアルになりますが、ショップではオプション品も扱っています。